ご宗派別の飾り方仏壇・仏具

お仏壇の飾り方(お祀り)は各宗派によって異なります。 基本的には、お仏壇はお寺の本堂を小さくしたものですから、すべての宗派とも本堂の飾り方を参考にされれば良いのですが、お仏壇のサイズには制限があるので、各宗派のイラストの飾り方を参考にして下さい。また地方によって若干異なる場合があります。

融通念仏宗

融通念仏宗の一例
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ご本尊
十一尊天得如来の画像。
阿弥陀如来を中心に十体の菩薩がまわりを取り囲む画像で、仏の十界へ向けて一心に念仏専修する中での摂化を表わしています。
お脇掛
  • 右/良忍上人
  • 左/法明上人
総本山
大念仏寺 だいねんぶつじ 大阪市平野区平野上町
お唱えする言葉
南無阿弥陀仏 なむあみだぶつ
よく読まれる経典
  • 般若心経 はんにゃしんきょう
  • 観音経 かんのんきょう
  • 座禅和讃 ざぜんわさん
歴史
開祖は、良忍上人(1072~1132)。12歳で、比叡山に登って出家した良忍は、天台学を修学しました。その後、修行を積み重ね、四十六歳のときに阿弥陀如来のお告げにより、融通 念仏宗を開宗しました。
教え
天一人の念仏になるという念仏は融通 し合っているという考え方を阿弥陀如来仏から感得したこの教えは「一人一切人 一切人一人 一行一切行 一切行一行 是名他力往生 十界一念 融通 念仏 億百万遍功徳円満」という文でも表現されています。
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