お掃除の時期と道具
- お掃除の時期
- 本格的なお掃除をするのは、お正月、お盆、春と秋のお彼岸前を目安として下さい。
普段は、ホコリや汚れが目立つ部分をお仏壇専用の毛ばたきやクロス(布)で掃除して下さい。 - お掃除道具
- 毛ばたき、クロス(布)、真鍮磨き、白手袋など
お仏壇についての知識を深めて頂くための色々な情報をこのページまとめて掲載しております。
お仏壇は「一に掃除、二に勤行、三に学問。」と言われるぐらい、きれいにしておくことが仏様への何よりの敬意になりますので、まず合掌をしてから、白手袋を両手にはめ、お仏壇のお掃除を始めましょう。
一般的な手順は、
金箔で特に気をつけるのは、汗と指の脂です。金箔は指紋等がつきやすいので注意しましょう。毛ばたきで払うときは、芯が当らない様に十分注意し、細かいところの掃除は、筆タイプの毛ばたきで払いましょう。
黒檀、紫檀など唐木で作られたお仏壇の場合は、毛ばたきで埃を払い、クロス(布)で乾拭きをします。
市販の艶だし液で仕上げると、いっそう艶が出て色も深みが増します。
彫刻の部分は、毛ばたきで払い、細かいところは、筆タイプの毛ばたきで払いましょう。
金属仏具で黒っぽい色付けや金メッキ・セラミック加工等を施してある三(五)具足・輪灯等は、表面の加工が剥がれる可能性があるので
クロス(布)で丁寧に拭き、艶だし液や真鍮磨きで磨かないで下さい。おリン等の真鍮製のお仏具は、金属磨き粉(真鍮磨き)で磨きましょう。