お仏事についてよくあるご質問

  • お布施とは?
    仏教でいうお布施とは、施しをする、つまり奪い合いの世界から与えあう生活へという理想実現の手段とされています。
    お布施は、取られるものでもなく、自分の持てるものを最大限つくして仏さまに差し出すものです。ですからお布施は、人それぞれのこころざしなので、定まった額というものはありません。
    水引と表書きについて教えてください
    仏事に使われる水引と表書きは、それぞれの場合によって様々な種類と作法があります。
    その場にふさわしい水引と表書きの一般的な事例をご覧ください。
  • 納骨の時期はいつがいいのですか?
    納骨は、地方の習慣によっても違いがありますが、満中陰(四十九日)の法要の際に納骨される方が多いようです。
    あるいは百箇日や初盆を目途に納骨されることもあります。
    納骨の際は、骨壷のまま入れるのか、骨を直接お墓に入れるのか、どちらが良いのでしょうか?
    これは地域によってかなり慣習が相異するようです。骨壷に入れてそのままお墓に収めたり、骨壷に収めたとしても、お墓に収める時は壷から出して蒔くようにするところなど様々です。
    お寺さんや地域の人にお聞きになると良いでしょう。
    納骨をするのに準備することは?
    「四十九日」を以って納骨する場合、「四十九日」の法要の準備をします。場所、期日、お寺さんとの打ち合わせ、案内状、会食、引出物の手配などです。
    その際、法要終了後に納骨をする旨も伝えておくと良いでしょう。
    また、お墓の準備や戒名・法名をお墓や霊標(法名)板に彫ってもらう手配も必要です。
    お墓以外の永代供養や散骨について教えてください。
    お墓以外の永代供養とは、ご本山や菩提寺、または公共の施設などに、永代供養料を納めて納骨し、命日などに故人の供養をしてもらうことです。
    施主が亡くなって子孫が途絶えても、供養していただけます。散骨は「遺骨を埋葬せずに、故人の思い出の地などの海や山に遺灰を撒く事」です。
    故人の意思を尊重するという意味や「美しい自然に還る」というイメージから近年増えてきました。
    しかし、まだ法律的に未整備な面もあるため散骨までの手順、方法、場所など配慮すべき点があります。
    納骨にはお寺を呼ぶの?
    一般的に「四十九日」の法要を済ませてから納骨を行いますが、納骨の際にも読経をお願いされると良いので、菩提寺やご住職にご相談ください。
    お墓が無いのですが、お骨をお仏壇に入れておいていいのですか?
    お仏壇は本尊を祀って拝む場所であって、遺影や遺骨を置く場所ではないとされています。お墓が有るのであれば、納骨されるのが良いでしょう。
    お墓が無ければ、菩提寺様に預かってもらうのも良いとおもいます。
  • 何故法事を行うのか?
    法事、その根本にあるのは「追善供養」という考え方です。
    「追善供養」は死者に対して香華灯や飲食(おんじき)を 捧げることで、冥界での裁きを受ける故人(亡者)を助け、成仏を助けるという考えです。
    つまり追善の意味は生前に足りなかった故人の善を残された者が補うことです。
    ただし浄土真宗では追善供養を行いません。なぜなら故人は阿弥陀如来の本願によってすでに往生して(成仏している)と考えるからです。
    月忌や祥月命日、百か日とは何ですか?
    先祖のご恩をしのぶことは折にふれ行われるのが望ましいのですが、実際は故人が亡くなった節目に行うことになります。
    月忌は月に一度の命日です。亡くなった同月同日を祥月命日といい、毎年訪れる同じ月日の命日をさします。
    四十九日の法要以後、大きな法要となるのは百か日法要です。百か日法要が一段落し、この後は一周忌からの年忌法要となります。
    初七日、中陰にはどんな意味がありますか?
    仏教では、人は亡くなってから七日毎に冥界の裁きを受けると考えます。そのため七日毎の法要を営むのです。
    亡くなった日の前日から数えて七日目が初七日、四十九日目が七七日といいます。
    また人は臨終から四十九日の間に次の世(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天の六道)のいずれかに生まれ変わるとされ、死者が次の世に生まれ変わるまでの間の四十九日を中陰といいます。
    ですからよりよき生まれ変わりを祈り追善供養を行うわけです。 しかし、浄土真宗では阿弥陀様の救いによって人は亡くなると浄土にいくと考えますので、このような生まれ変わりをしないとされ追善供養というのは行わず、中陰の法要は亡き人の遺徳を偲びつつ、より深くお念仏のみ教えを味わうものとして営まれます。
    法事にはどんな種類がありますか?
    法事には、忌日法要と年忌法要があります。忌日法要は、七日目ごとに初七日・二七日(十四日目)・三七日(二十一日目)・四七日(二十八日目)・五七日(三十五日目)・六七日(四十二日目)・七七日(四十九日目)の七回を忌日としています。年忌法要は、一周忌、三周忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十五回忌、二十七回忌、三十三回忌、三十七回忌、五十回忌、百回忌とあり、以後は五十年目ごとに営みます。
    一周忌の次は三回忌というのは何故ですか?
    故人が亡くなって一年後に行われるが一周忌(一年後の祥月命日)で、この間を喪中といいます。一周忌をもって喪が明けます。
    以降、一年ごとの命日に行う法要を年回法要といい、亡くなった年から二年後に行われるのが三回忌です。
    五十周忌に赤飯を供えても良いですか?
    年回法要は弔い上げを以って終わります。弔い上げは三十三回忌もしくは五十回忌とするのが一般的です。
    弔い上げは、故人の霊が「荒魂(あらみたま)」から「和魂(にぎみたま)」になることを意味し、死者の穢れが完全に取り去られ、和魂となることで先祖の霊は子孫を守る存在となるといわれます。
    そうした意味で赤飯や紅白饅頭を引き出物にされるのです。
    宗派によって回忌法要は違いますか?
    法要の作法は、地方の慣習や宗派によって多少異なることがあります。お寺さんとご相談されると良いでしょう。
    二つの法事を一緒にしてもいいですか?
    法事は原則として、1人の故人に対して一つの法事を行います。
    同じ年に2人以上の故人の法事が重なる場合は、一度にまとめて行うこともあり、これを併修(へいしゅ)と呼びます。
    この場合、早い法要月に合わせるのが一般的です。
    十三回忌、三十三回忌など、長期に渡って行う理由は?
    年忌法要は、近親者を亡くした者が故人を偲ぶとともに、心のうつりかわりを一つのけじめとしてとらえるしきたりが定着したものといえるでしょう。
    ですから先祖の命日がわかる限り百年、百五十年とおつとめすることは一向に差し支えないのです。
    年忌法要の際に13人の仏さまの軸がかかっているのは何故ですか?
    仏教では、人は死後冥界において十三人の王に十三回、生前の罪がさばかれるといわれます。
    初七日から順次七日ごとにあり、百箇日、一周忌、三回忌までを十佛事といいます。また三回忌以降の七回忌、十三回忌、三十三回忌を含めて十三佛事といいます。
    これらの審判の王の代表格は閻魔大王で、この十三佛事に対しては守護の諸仏諸尊があてられています。
    法事の準備はどうするの?
    法事の準備は、施主(一般に喪主となった人)が主催者となり様々な準備をします。
    日時:菩提寺のご住職と相談して、何回忌の法要かを伝え日時を決めます。命日が理想ですが、参列者の都合がわるい場合は、平日を避け、直前の土日が良いでしょう。
    場所:場所や招待する人数を決めます。会場は、自宅かお寺が一般的ですが、お墓参りに便利ということで霊園もよく利用されます。
    お斎:法要のあとの会食(お斎)の場所を決め、料理、席順を決めます。
    案内:日時と場所が決まれば、案内状を出します。出欠確認のため返信用の葉書を入れておくか往復葉書の使用もいいでしょう。お寺を借りる場合は地図も忘れずに送ります。
    その他、引き出物・お布施お供え物の用意をします。
    また当日に先駆けてお墓やお仏壇を掃除して綺麗にしておきたいものです。
    服装で気をつけることを教えてください。
    施主側の服装は、男女共に、三回忌(満二年)までは正式な喪服を着たほうがよいでしょう。
    七回忌以降は、略式喪服でかまいませんが、参列者よりも軽い服装にならないように配慮しましょう。
    参列者は、一般的に、親族以外の参列者は略式礼服を着用します。七回忌以降は、平服でかまいません。
    誰を呼べばいいのでしょう?
    法事の主役はあくまで故人です。親族、故人の友人、知人など、故人と縁の深かった人を中心に招きます。
    どんな心構えで法事を行えばいいのでしょうか?
    法事はあくまで故人への感謝の気持ちから行われるものです。現在のわたしたちがあるのは、父母や祖父母、さらにその父母といったご先祖さまのおかげであるからです。
    一緒に生活しているときに感謝の心を示すのはもちろん、亡くなってからも感謝の気持ちを持ち続ける、そのための法事です。
    無宗教の場合はどうすればいいのでしょうか?
    無宗教の場合は、これといった決まりがありませんから、どんな形でも良いと考えることができます。
    お線香を上げたり、命日に故人ゆかりの人たちがお集まりになって会食されるのも良いでしょう。
    供養の品はどんなものが良いですか?
    供養の品は、法要に際し「お忙しい中をお越しいただきありがとうございます」という心を形にして差し上げるものですから、お菓子やお茶、海苔などを粗供養の品としてお渡しするのが一般的です。
    法事のお布施を渡すのは、事前か当日か?
    法要後に、ご寺院様へ「お布施」をお渡しされる方もいらっしゃいますが、ご住職をお迎えに行かれた時や最初にお渡しする場合もございます。
    大切なのは、なによりもお気持ちではないでしょうか。
    また、法事の後に僧侶や参会者と共に会食をするケースがありますが、僧侶が会食されない場合は「御膳料」と「お車代」も別に用意しておきたいものです。
    焼香の作法を教えてください。
    自宅で法要・法事をする場合には、お仏壇の前で数珠を手にかけ、合唱礼拝した後、焼香をつまんで香炉にくべます。この時、焼香をおしいただきますが、浄土真宗ではおしいただくことをしません。
    焼香をくべる回数は、1回から3回ですが、浄土真宗本願寺派・臨済宗は1回、真宗大谷派・曹洞宗は2回、真言宗は3回、日蓮宗は1回又は3回、天台宗も1回又は3回ですが、特にこだわりません。浄土宗は特にこだわりません。
    その後、念珠(数珠)を手に合掌礼拝し、最後に喪主に一礼して席に戻ります。 ※「おしいただく」を是とするご宗派もございます。
  • お盆とは?
    お盆は、正式には盂蘭盆会といい、ご先祖や故人の霊が、一年に一度家に帰って来るといわれており、お供えや盆提灯を飾って供養します。
    お盆はいつからいつまでですか?
    お盆は、各地方、宗派によって様々なしきたりや習慣があります。お盆の日程は、東京都内では7月13日から4日間行う事が多く(陰暦をもとにしているため)、全国的には8月13日から4日間行われるところが多く見られます。
    お盆のお祀りの仕方は?
    お盆には「精霊棚」といって祖霊をお迎えする祭壇を作ります。精霊棚には真菰筵(まこもむしろ)を敷き、中央に位牌を安置します。また水や線香、供物を供えます。
    地方によっては、ナスやキュウリに苧殻を突き立てて馬や牛に見立てたものを供えます。
    迎え火と送り火はいつ焚くの?
    7月盆の場合も8月盆の場合も、迎え火は 13 日の夕方に焚いてご先祖をお迎えし、送り火はそれぞれの月の 16 日に焚きます。
    お盆の時にナスとキュウリを見ますがどうしてでしょうか?
    ご先祖の霊の乗り物として、キュウリの馬と、ナスの牛を供え、ご先祖の霊が馬に乗って一刻も早くこの世に帰り、牛に乗ってゆっくりあの世へ戻って行くように、との願いからといわれています。
    初盆と普通のお盆は違うのですか?
    故人の忌明け(四十九日・三十五日)が終わってから初めて迎えるお盆を「初盆」「新盆」と呼び、特に手厚く営みます。
    ただし 四十九日がまだ過ぎていない内にお盆を迎える場合は、翌年のお盆を初盆とするのが一般的です。
    宗派によってお盆の仕方は違いますか?
    宗派によって、お盆の仕方に違いがあります。精霊棚を飾らないとかナス、キュウリのお供え物もないとか、送り火、迎え火の習慣もないこともあります。
    ただ、ご先祖様を尊び、仏様に感謝する気持ちは皆同じです。
    盆提灯を贈ると聞いたのですが?
    初盆を迎えた家へ、親戚や故人と親しかった方が盆提灯を贈るという習わしがあります。
    盆提灯を贈る場合は、絵柄の入った盆提灯を贈るのが一般的で、一対で贈るのが正式ですが、必ずしも一対でなくても構いません。
    迎え提灯というのは何ですか?
    ---
    初盆の仏具の処分はどうすればいいのですか?
    初盆には普通の盆提灯のほかに、白い新盆用の提灯を飾りますが、昔はお盆が終わったら燃やして処分しました。
    最近は処分がしにくくなっており、地域によっては行政が指定する日時に指定の場所へ持って行ったり、仏具屋さんで処分してもらったりします。
    葬儀の際の提灯を使ってもいいですか?
    盆提灯は、ご先祖や故人の霊を迎え供養するために飾るものですから、葬儀の提灯と区別して使用するのが一般的です。
  • お彼岸とは?
    彼岸会の彼岸とは、「到彼岸」の意味です。現在のわたしたちが住んでいるこの迷妄の世界は此岸(しがん)であり、仏菩薩の悟りの世界である彼岸に渡ることを目的とするのが彼岸会なのです。
    何故、春分の日、秋分の日の前後をお彼岸といい、先祖を祀るのですか?
    3月21日前後に営まれるのが春彼岸法要、9月23日前後に営まれるのが秋彼岸法要です。
    彼岸会が春分・秋分の日に行われるのは、日本人の農耕生活に深く根づいた行事であったと思われます。
    近畿地方一帯には、彼岸の7日間に「日の伴」とか「日迎え日送り」をする行事がありました。朝は日の出る東の方のお宮やお寺にお参りして、日中は南の方のお宮やお寺に参りをします。そして農耕の安全と豊作を祈り、これを節目として祖先の霊を祀るのです。
    彼岸会は春分の日を中日として前後3日間計7日間にわたって営まれる法要ですが、同じ仏教国であるインドや中国に見当たらない日本独特の行事です。
    お彼岸には墓参りの他に何をしたらいいですか?
    ご家庭で仏壇を掃除し、花や季節のもの、春はぼたもち、秋はおはぎ等をお供えし、ご先祖の供養をします。お寺では彼岸会と呼ばれる法要を営まれます。
    お彼岸のお祀りの仕方は?
    お墓参りでは、墓石をきれいに洗い、周りも掃除して花や線香をお供えします。手桶から水をすくい、墓石の上からかけて合掌礼拝します。
    ご家庭のお仏壇には、春は牡丹の花にちなんで「牡丹餅」や秋は萩の花にちなんで「お萩」などをお供えします。
  • お正月の祀り方は?
    正月は、お盆と違い特別な事はしなくても良いと思いますが、餅を供えたりお花を新たにお供えすれば良いでしょう。
  • お寺が無いのですが、紹介してもらえますか?
    お寺の檀家に入られていない方、法事や法要でご供養をご希望の方には地域のご寺院様をご案内させていただきますが、ご寺院様への依頼等は皆様方でお願いします。
  • お布施

    お布施とは?
    仏教でいうお布施とは、施しをする、つまり奪い合いの世界から与えあう生活へという理想実現の手段とされています。
    お布施は、取られるものでもなく、自分の持てるものを最大限つくして仏さまに差し出すものです。ですからお布施は、人それぞれのこころざしなので、定まった額というものはありません。
    水引と表書きについて教えてください
    仏事に使われる水引と表書きは、それぞれの場合によって様々な種類と作法があります。
    その場にふさわしい水引と表書きの一般的な事例をご覧ください。
  • 納 骨

    納骨の時期はいつがいいのですか?
    納骨は、地方の習慣によっても違いがありますが、満中陰(四十九日)の法要の際に納骨される方が多いようです。
    あるいは百箇日や初盆を目途に納骨されることもあります。
    納骨の際は、骨壷のまま入れるのか、骨を直接お墓に入れるのか、どちらが良いのでしょうか?
    これは地域によってかなり慣習が相異するようです。骨壷に入れてそのままお墓に収めたり、骨壷に収めたとしても、お墓に収める時は壷から出して蒔くようにするところなど様々です。
    お寺さんや地域の人にお聞きになると良いでしょう。
    納骨をするのに準備することは?
    「四十九日」を以って納骨する場合、「四十九日」の法要の準備をします。場所、期日、お寺さんとの打ち合わせ、案内状、会食、引出物の手配などです。
    その際、法要終了後に納骨をする旨も伝えておくと良いでしょう。
    また、お墓の準備や戒名・法名をお墓や霊標(法名)板に彫ってもらう手配も必要です。
    お墓以外の永代供養や散骨について教えてください。
    お墓以外の永代供養とは、ご本山や菩提寺、または公共の施設などに、永代供養料を納めて納骨し、命日などに故人の供養をしてもらうことです。
    施主が亡くなって子孫が途絶えても、供養していただけます。散骨は「遺骨を埋葬せずに、故人の思い出の地などの海や山に遺灰を撒く事」です。
    故人の意思を尊重するという意味や「美しい自然に還る」というイメージから近年増えてきました。
    しかし、まだ法律的に未整備な面もあるため散骨までの手順、方法、場所など配慮すべき点があります。
    納骨にはお寺を呼ぶの?
    一般的に「四十九日」の法要を済ませてから納骨を行いますが、納骨の際にも読経をお願いされると良いので、菩提寺やご住職にご相談ください。
    お墓が無いのですが、お骨をお仏壇に入れておいていいのですか?
    お仏壇は本尊を祀って拝む場所であって、遺影や遺骨を置く場所ではないとされています。お墓が有るのであれば、納骨されるのが良いでしょう。
    お墓が無ければ、菩提寺様に預かってもらうのも良いとおもいます。
  • 法 事

    何故法事を行うのか?
    法事、その根本にあるのは「追善供養」という考え方です。
    「追善供養」は死者に対して香華灯や飲食(おんじき)を 捧げることで、冥界での裁きを受ける故人(亡者)を助け、成仏を助けるという考えです。
    つまり追善の意味は生前に足りなかった故人の善を残された者が補うことです。
    ただし浄土真宗では追善供養を行いません。なぜなら故人は阿弥陀如来の本願によってすでに往生して(成仏している)と考えるからです。
    月忌や祥月命日、百か日とは何ですか?
    先祖のご恩をしのぶことは折にふれ行われるのが望ましいのですが、実際は故人が亡くなった節目に行うことになります。
    月忌は月に一度の命日です。亡くなった同月同日を祥月命日といい、毎年訪れる同じ月日の命日をさします。
    四十九日の法要以後、大きな法要となるのは百か日法要です。百か日法要が一段落し、この後は一周忌からの年忌法要となります。
    初七日、中陰にはどんな意味がありますか?
    仏教では、人は亡くなってから七日毎に冥界の裁きを受けると考えます。そのため七日毎の法要を営むのです。
    亡くなった日の前日から数えて七日目が初七日、四十九日目が七七日といいます。
    また人は臨終から四十九日の間に次の世(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天の六道)のいずれかに生まれ変わるとされ、死者が次の世に生まれ変わるまでの間の四十九日を中陰といいます。
    ですからよりよき生まれ変わりを祈り追善供養を行うわけです。 しかし、浄土真宗では阿弥陀様の救いによって人は亡くなると浄土にいくと考えますので、このような生まれ変わりをしないとされ追善供養というのは行わず、中陰の法要は亡き人の遺徳を偲びつつ、より深くお念仏のみ教えを味わうものとして営まれます。
    法事にはどんな種類がありますか?
    法事には、忌日法要と年忌法要があります。忌日法要は、七日目ごとに初七日・二七日(十四日目)・三七日(二十一日目)・四七日(二十八日目)・五七日(三十五日目)・六七日(四十二日目)・七七日(四十九日目)の七回を忌日としています。年忌法要は、一周忌、三周忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十五回忌、二十七回忌、三十三回忌、三十七回忌、五十回忌、百回忌とあり、以後は五十年目ごとに営みます。
    一周忌の次は三回忌というのは何故ですか?
    故人が亡くなって一年後に行われるが一周忌(一年後の祥月命日)で、この間を喪中といいます。一周忌をもって喪が明けます。
    以降、一年ごとの命日に行う法要を年回法要といい、亡くなった年から二年後に行われるのが三回忌です。
    五十周忌に赤飯を供えても良いですか?
    年回法要は弔い上げを以って終わります。弔い上げは三十三回忌もしくは五十回忌とするのが一般的です。
    弔い上げは、故人の霊が「荒魂(あらみたま)」から「和魂(にぎみたま)」になることを意味し、死者の穢れが完全に取り去られ、和魂となることで先祖の霊は子孫を守る存在となるといわれます。
    そうした意味で赤飯や紅白饅頭を引き出物にされるのです。
    宗派によって回忌法要は違いますか?
    法要の作法は、地方の慣習や宗派によって多少異なることがあります。お寺さんとご相談されると良いでしょう。
    二つの法事を一緒にしてもいいですか?
    法事は原則として、1人の故人に対して一つの法事を行います。
    同じ年に2人以上の故人の法事が重なる場合は、一度にまとめて行うこともあり、これを併修(へいしゅ)と呼びます。
    この場合、早い法要月に合わせるのが一般的です。
    十三回忌、三十三回忌など、長期に渡って行う理由は?
    年忌法要は、近親者を亡くした者が故人を偲ぶとともに、心のうつりかわりを一つのけじめとしてとらえるしきたりが定着したものといえるでしょう。
    ですから先祖の命日がわかる限り百年、百五十年とおつとめすることは一向に差し支えないのです。
    年忌法要の際に13人の仏さまの軸がかかっているのは何故ですか?
    仏教では、人は死後冥界において十三人の王に十三回、生前の罪がさばかれるといわれます。
    初七日から順次七日ごとにあり、百箇日、一周忌、三回忌までを十佛事といいます。また三回忌以降の七回忌、十三回忌、三十三回忌を含めて十三佛事といいます。
    これらの審判の王の代表格は閻魔大王で、この十三佛事に対しては守護の諸仏諸尊があてられています。
    法事の準備はどうするの?
    法事の準備は、施主(一般に喪主となった人)が主催者となり様々な準備をします。
    日時:菩提寺のご住職と相談して、何回忌の法要かを伝え日時を決めます。命日が理想ですが、参列者の都合がわるい場合は、平日を避け、直前の土日が良いでしょう。
    場所:場所や招待する人数を決めます。会場は、自宅かお寺が一般的ですが、お墓参りに便利ということで霊園もよく利用されます。
    お斎:法要のあとの会食(お斎)の場所を決め、料理、席順を決めます。
    案内:日時と場所が決まれば、案内状を出します。出欠確認のため返信用の葉書を入れておくか往復葉書の使用もいいでしょう。お寺を借りる場合は地図も忘れずに送ります。
    その他、引き出物・お布施お供え物の用意をします。
    また当日に先駆けてお墓やお仏壇を掃除して綺麗にしておきたいものです。
    服装で気をつけることを教えてください。
    施主側の服装は、男女共に、三回忌(満二年)までは正式な喪服を着たほうがよいでしょう。
    七回忌以降は、略式喪服でかまいませんが、参列者よりも軽い服装にならないように配慮しましょう。
    参列者は、一般的に、親族以外の参列者は略式礼服を着用します。七回忌以降は、平服でかまいません。
    誰を呼べばいいのでしょう?
    法事の主役はあくまで故人です。親族、故人の友人、知人など、故人と縁の深かった人を中心に招きます。
    どんな心構えで法事を行えばいいのでしょうか?
    法事はあくまで故人への感謝の気持ちから行われるものです。現在のわたしたちがあるのは、父母や祖父母、さらにその父母といったご先祖さまのおかげであるからです。
    一緒に生活しているときに感謝の心を示すのはもちろん、亡くなってからも感謝の気持ちを持ち続ける、そのための法事です。
    無宗教の場合はどうすればいいのでしょうか?
    無宗教の場合は、これといった決まりがありませんから、どんな形でも良いと考えることができます。
    お線香を上げたり、命日に故人ゆかりの人たちがお集まりになって会食されるのも良いでしょう。
    供養の品はどんなものが良いですか?
    供養の品は、法要に際し「お忙しい中をお越しいただきありがとうございます」という心を形にして差し上げるものですから、お菓子やお茶、海苔などを粗供養の品としてお渡しするのが一般的です。
    法事のお布施を渡すのは、事前か当日か?
    法要後に、ご寺院様へ「お布施」をお渡しされる方もいらっしゃいますが、ご住職をお迎えに行かれた時や最初にお渡しする場合もございます。
    大切なのは、なによりもお気持ちではないでしょうか。
    また、法事の後に僧侶や参会者と共に会食をするケースがありますが、僧侶が会食されない場合は「御膳料」と「お車代」も別に用意しておきたいものです。
    焼香の作法を教えてください。
    自宅で法要・法事をする場合には、お仏壇の前で数珠を手にかけ、合唱礼拝した後、焼香をつまんで香炉にくべます。この時、焼香をおしいただきますが、浄土真宗ではおしいただくことをしません。
    焼香をくべる回数は、1回から3回ですが、浄土真宗本願寺派・臨済宗は1回、真宗大谷派・曹洞宗は2回、真言宗は3回、日蓮宗は1回又は3回、天台宗も1回又は3回ですが、特にこだわりません。浄土宗は特にこだわりません。
    その後、念珠(数珠)を手に合掌礼拝し、最後に喪主に一礼して席に戻ります。 ※「おしいただく」を是とするご宗派もございます。
  • お 盆

    お盆とは?
    お盆は、正式には盂蘭盆会といい、ご先祖や故人の霊が、一年に一度家に帰って来るといわれており、お供えや盆提灯を飾って供養します。
    お盆はいつからいつまでですか?
    お盆は、各地方、宗派によって様々なしきたりや習慣があります。お盆の日程は、東京都内では7月13日から4日間行う事が多く(陰暦をもとにしているため)、全国的には8月13日から4日間行われるところが多く見られます。
    お盆のお祀りの仕方は?
    お盆には「精霊棚」といって祖霊をお迎えする祭壇を作ります。精霊棚には真菰筵(まこもむしろ)を敷き、中央に位牌を安置します。また水や線香、供物を供えます。
    地方によっては、ナスやキュウリに苧殻を突き立てて馬や牛に見立てたものを供えます。
    迎え火と送り火はいつ焚くの?
    7月盆の場合も8月盆の場合も、迎え火は 13 日の夕方に焚いてご先祖をお迎えし、送り火はそれぞれの月の 16 日に焚きます。
    お盆の時にナスとキュウリを見ますがどうしてでしょうか?
    ご先祖の霊の乗り物として、キュウリの馬と、ナスの牛を供え、ご先祖の霊が馬に乗って一刻も早くこの世に帰り、牛に乗ってゆっくりあの世へ戻って行くように、との願いからといわれています。
    初盆と普通のお盆は違うのですか?
    故人の忌明け(四十九日・三十五日)が終わってから初めて迎えるお盆を「初盆」「新盆」と呼び、特に手厚く営みます。
    ただし 四十九日がまだ過ぎていない内にお盆を迎える場合は、翌年のお盆を初盆とするのが一般的です。
    宗派によってお盆の仕方は違いますか?
    宗派によって、お盆の仕方に違いがあります。精霊棚を飾らないとかナス、キュウリのお供え物もないとか、送り火、迎え火の習慣もないこともあります。
    ただ、ご先祖様を尊び、仏様に感謝する気持ちは皆同じです。
    盆提灯を贈ると聞いたのですが?
    初盆を迎えた家へ、親戚や故人と親しかった方が盆提灯を贈るという習わしがあります。
    盆提灯を贈る場合は、絵柄の入った盆提灯を贈るのが一般的で、一対で贈るのが正式ですが、必ずしも一対でなくても構いません。
    迎え提灯というのは何ですか?
    ---
    初盆の仏具の処分はどうすればいいのですか?
    初盆には普通の盆提灯のほかに、白い新盆用の提灯を飾りますが、昔はお盆が終わったら燃やして処分しました。
    最近は処分がしにくくなっており、地域によっては行政が指定する日時に指定の場所へ持って行ったり、仏具屋さんで処分してもらったりします。
    葬儀の際の提灯を使ってもいいですか?
    盆提灯は、ご先祖や故人の霊を迎え供養するために飾るものですから、葬儀の提灯と区別して使用するのが一般的です。
  • お彼岸

    お彼岸とは?
    彼岸会の彼岸とは、「到彼岸」の意味です。現在のわたしたちが住んでいるこの迷妄の世界は此岸(しがん)であり、仏菩薩の悟りの世界である彼岸に渡ることを目的とするのが彼岸会なのです。
    何故、春分の日、秋分の日の前後をお彼岸といい、先祖を祀るのですか?
    3月21日前後に営まれるのが春彼岸法要、9月23日前後に営まれるのが秋彼岸法要です。
    彼岸会が春分・秋分の日に行われるのは、日本人の農耕生活に深く根づいた行事であったと思われます。
    近畿地方一帯には、彼岸の7日間に「日の伴」とか「日迎え日送り」をする行事がありました。朝は日の出る東の方のお宮やお寺にお参りして、日中は南の方のお宮やお寺に参りをします。そして農耕の安全と豊作を祈り、これを節目として祖先の霊を祀るのです。
    彼岸会は春分の日を中日として前後3日間計7日間にわたって営まれる法要ですが、同じ仏教国であるインドや中国に見当たらない日本独特の行事です。
    お彼岸には墓参りの他に何をしたらいいですか?
    ご家庭で仏壇を掃除し、花や季節のもの、春はぼたもち、秋はおはぎ等をお供えし、ご先祖の供養をします。お寺では彼岸会と呼ばれる法要を営まれます。
    お彼岸のお祀りの仕方は?
    お墓参りでは、墓石をきれいに洗い、周りも掃除して花や線香をお供えします。手桶から水をすくい、墓石の上からかけて合掌礼拝します。
    ご家庭のお仏壇には、春は牡丹の花にちなんで「牡丹餅」や秋は萩の花にちなんで「お萩」などをお供えします。
  • お正月

    お正月の祀り方は?
    正月は、お盆と違い特別な事はしなくても良いと思いますが、餅を供えたりお花を新たにお供えすれば良いでしょう。
  • お 寺

    お寺が無いのですが、紹介してもらえますか?
    お寺の檀家に入られていない方、法事や法要でご供養をご希望の方には地域のご寺院様をご案内させていただきますが、ご寺院様への依頼等は皆様方でお願いします。
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